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服に興味のなかった私がコムデギャルソンを着るに至るまで 1 [連載]

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服に興味のなかった私がコムデギャルソンを着るに至るまで 1


この世には様々な趣味嗜好があって、
それについて誰にも文句を言われる筋合いはないだろう。
最低限のモラルやリテラシーをまもる限り、
なにを言ってもいい権利は保証されているし、
裸ん坊にならなければ何を着ても構わないはずだ。


それを踏まえ、私は服が好きです。
以前は違いました。
服はなんでもいい、と思っていました。
謎にオークションでユニクロの服を買ったりしていました。
なんてったって知識が無かったのです。

今では、
「服の神様は、福の神様なんだなあ」
と感じるまでに至っております。



興味がわかない時期、熱が引く時期はもちろんある。
そんな時、自分の内部の確認作業みたいなものに取りかかる。
精神は見えないけど、必ず外見に合図は現れる。
女性が肌の調子に気を配るのと同じように。

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皮膚の延長にあるのが衣服である。
身体の調子の兆候のように
服は限りなく精神と同調する。


誰々が着ているから欲しいとか
振り回されることも無くなった。
流行の雑誌を真似ることもない。
もてるともてないとか、そういうことでもない。
(そりゃもてればうれしい)


自分にとって、本当に似合う服とはなんだろう。2へ続く
 



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