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即興舞踏ワークショップ [LOG]

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即興舞踏ワークショップ


今日は奈良の舞踏家田中誠司さんの即興舞踏ワークショップに参加させてもらいました。
それは以前観に行ったモティマルダンスカンパニーの舞踏に衝撃を受けたこと、舞踏の世界に引き合わせて頂いた田中庸平さんの紹介から参加を決めていました。
舞踏の一旦に直に身体を触れてみたいと思いました。


image.jpeg
稽古小屋前にて


それは一体何をするのかといいますと、いかに普段感じていない身体の場所を知覚し身体を乗り踊るかということです。
憑依させ、メタモルフォーゼする土台となる身体をやしなう訓練です。

我々は普段利便的に言葉を使ってやりとりしますがその言葉という記号の概念から溢れてしまう場所も感知し即興で身体を使い表現します。
全身で聞こえてくる音を拾い、掬い、体内に蓄積してあらゆる空間と繋がること、その空間を広げるワークショップです。
もう一つは自分が世界を映す鏡となり、背中、天の上、地下奥のマグマまで写しながら身体を歩行させます。


そして相手と向き合い相手の全てを映す鏡となります。一切の感情を排除して真っ直ぐに向かい立ち合います。
これは思わず目線を逸らしそうになります。が、とても気持ちの良い調和が生まれることを体感しました。


そして6人で一つの舞台を作り上げます。
先ほど習った全てを掛け合わせ混ぜ合わせ。それは言葉で言うのは簡単ですが。
そこに調和を見いだし、シンパシーを感じ、気持ちよく動けるオン状態、ゾーン状態に入っても自分が動きたいように動くことを抑えあくまで調和を重んじる。そしてたまに切り込みをいれ新しい風を入れる。
それは自分を核をさらけ出し、相手を心から信じて初めて調和するのだと思いました。
常に自分を開き続けること、それは相手と、観客と繋がろうとする一歩で、閉じてることは繋がれないこと。
これらは日常あらゆる全てに通じ応用することが出来る体験でした。



舞踏の一端を知ったに過ぎませんが、人体を駆使し知覚し観客と繋がり踊る人間の身体というものがこんなにもセクシーなものなのかと感じました。
決してメジャーではないコアな世界はこんなにも生き生きと脈打ち躍動しています。




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