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誰かにとってのセーフティーゾーン [雑記]

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誰かにとってのセーフティーゾーン


誰にとっても、こころの拠り所や逃げ場所って必要です。
それを理解していることで大丈夫だと自信にもつながり強く生きれます。


私にとってはアートと呼ばれるものであったり作品であったりします。
創作物とはだれかにとっての安全地帯。
そこにいつまでもいたいと思うような
その場所の空気をいつまでも吸っていたいと思うような場所。


人のもつ誰かと同じものを共有したいと言う感情
残すことで後世人に伝えたいと思う感情

作る人が作らずにはいられない心のわだかまりや、
感じたことのある美しい感情をビー玉に閉じ込めたいと思うようなピュアネス。




写真には撮ったその人の味のようなものが出る。
情景に一瞬の前後を感じさせる写真、
ことばの通り時間が止まったような写真。

いつまでもみていたい写真や、
心に穴があいて動けなくなる写真もある。
とまっているのに、その瞬間のすべてを感じさせてくれる。


写真は瞬間を切りとる、
反対に音楽は時間とともに進む時間芸術。

誰が聴いても、まごうことなきその人の音楽
坂本龍一さんの音楽は坂本龍一さんの味がするし、
プリンスの音楽はプリンスのエッセンスを感じる、
ものすごくかんたんに言うと。


特有の調味料やスパイスみたいなものが、
その人をその人たらしめる要素としてブレンドされている。
これはテクニックだけでどうこうなる面以外にも、
その人の見てきた景色や感じできた景色も多分に含まれる。


文章にも同じことがいえて、
その文章を構成する主要な味、風味や文体
はたまた伝えかた。





作った人には作るテーマや理由がある。
人間の感情を色々なかたちで伝えるものたち。


畑で野菜ができるように、
作品も年月とともに耕しつづける必要がある。
適切な環境と栄養と種がないと実はならない。

その人の手によって触れて味わうことのできる野菜。
お金を出してでも買いたい野菜。



究極、ことばを介さないのに、その感情が伝わるもの。
人のコミュニケーションの中にある繋がれていると言う気持ち。
危ない時にかけ込める場所であったり
誰かにとっての安全地帯であり憩いの場所。


怒りや不安憎しみ嫉妬、そういった感情も恥ずべきものじゃない。
同じように感じている人間はどこかにいて、
同じように感じている人に出会った時、ほっとするし、
これまでの自分も肯定することができる。

喜びや幸せ、愛おしさ
同じように感じている人は必ずどこかにいる
そんなフェティシズムの共有になれば世界はほんの少し違って見える。

 



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